隈(以下K): 本日のゲスト、WILD-G強力スーパースペシャルサポート、
  ギターのATSUSHIとドラムのガンガンです。
ATSUSHI & ガンガン: よろしくお願いします。
K:  お二人にとって、ロックンロールとの出会いは?
がんがん(以下G): 出会いは定かではないんですよ。ただ日本でロカビリー
  ロックンロールとか分かれてるじゃないですか。
K: 一般的にはリーゼント不良系はロカビリーと言う人もいるし・・・
G: してましたよ、リーゼント、学生時代は。(隈さんと)出会った頃もしてましたね。
   17〜18年前ですね。自分のイメージとしてはロカビリー系が多いですね。
K: ロカビリーを俺ら的に説明すると代表的なのはストレイキャッツみたいなね。
   日本で言うブラックキャッツね。いわゆる昔でいう、ロカビリーカーニバルっていう
   平尾昌晃とかのロカビリーとはちょっと・・・いや、だいぶ違う。
   ワーキャー系じゃない。
G: ただ、曲のルーツはあとから知りましたけどね。
K: いわゆる基本的なロックンロールにジャズとかの要素を入れて
   強力的にした感じですね、わかりやすくいえば。
G: エディコクランとかも好きですね。でも先に知ったのはピストルズです。
   結局原曲を先に知るのは少ないんですよ。だから誰かがカバーして、その後
   他の人の曲だったんだってわかるんですよ。
K: 俺らで言う、キャロル知ってビートルズ知ったとか、COOLSを知ってシャナナ知って
   でまたこれ原曲があったんだっていうパターンね。1番はまったのは?
G: ストレイキャッツは聴きました、本当に。ストレイキャッツがカバーしているナンバー
   はほとんど知っています。もちろん。
K: じゃあATSUSHIは?
ATSUSHI(以下A): 俺はもう兄貴っすよ。
K: 兄弟?
A: はい。2段ベッドの上で寝てて下からぷわーっと煙が上がってきて・・・
K: あー、ATSUSHI特有の脱線ですが・・・
A: そのタバコの煙が上がってくると兄貴の覚醒タイムなんですよ。
   わりとそこで全部ですよ。ダウンタウン(ブギウギバンド)からCOOLS、キャロル。
K: ちなみに初めにはじめた楽器は?
G: ドラムですね。
A: 俺はギター。家にあったし。
K: お兄ちゃんのあれで?
G: うらやましいなぁ、そういうのって。
K: がんちゃんはどうしてドラム?
G: やっぱり1番興味ありましたし、空いていたのがドラムだったんですよ。偶然の一致というか。
K: なぜロックンロールだったんでしょう?
A: やっぱり不良ですよね、不良。
K: えっ二人は不良だったんですか?
A&G: いやいや、僕は〜〜!
A: 不良のにおいですよ。
K: そういうこと言う人はだいたい不良なんですよ。昔のことは良いじゃないですか

  不良だったんですよね?
A: あははは、楽しかったですよ。
G: (無言でうなずく)あははは。
K: これぞロックンロールっていうこだわりのとか俺のロックンロールの基本だとか、
   お気に入りの1曲は?
G: 難しい。ストレイキャッツは好きだったけど、やっぱりキャロルやCOOLSになるかな?
A: 俺はロカビリーなんですよ。ロカッツっていうバンドのメイクザットムーブとか。
   1番盛り上がりのときにかかって、構築された中で最後の冠がはまるってイメージ。
G: すごいですねー。
A: ブライアンみたいになんでもJAZZでもいけちゃうってんじゃなくて。
   もっとイージーだよね。悪いのが集まって、なんかかっこいい曲やろうぜって、そういう
   シンボルだよね。
K: じゃあがんちゃんは語られない?
G: そうですねぇ。
K: じゃあ、それを踏まえて影響をうけたミュージシャンは?
A: クラッシュ!
K: あはは、全然ロックンロールじゃない(笑)
A: まぁ、ロックンロールだったりするんですよね。
K: 人それぞれのロックンロールの価値観がありますからね。
G: これも難しい。みんなから影響受けてるんですけどね。
   いいところは全部もらいたい。
K: この人がいなかったら今の俺はいない!って言う感じの人は?
G: あースリムジムかもしれない。あの人ってストレイキャッツではああいうパフォーマンスしてるけど
   いろんな音楽聴いてるんですよね。フィルコリンズとか。そこからああいうドラムに
   なるんだろうって不思議でしたね。
K: ロックンロールと自分の関係は?
A: サイコー、うん、サイコー
K: (笑)ロックンロールサイコー?
A: ロックンロールサイコー
G: 人生ですかね、人生そのもの。
K: ロックンロールへのこだわりは?
G: 革は、なんか着てますね。最近少なくなりましたけど。
K: 今日は茶色のレザーですけど
G: サングラスと革ジャンにはこだわっているところがありますね。
A: リーゼントかなぁ。やっぱりつい何かあるとリーゼント。ロックンロールが入るとそんな感じ。
K: 今回のWILD-GはATSUSHIは初めてだからあれやけど、アレンジの仕方が初めてなのよ。
   世間から見たWILD-Gはやっぱりロックンロールのイメージなんだけど、今回はさらに踊りやすく、
   ツイスト、ボックスしやすくやりやすいアレンジにしたりとかね、聴かせるんじゃなくて踊らせの
   コンセプトでやっているんですが、どうですか?
G: 観に来てもらった方に楽しんでもらうっていう基本に戻ってますね。
   自分たちだけが良いんじゃなくて、すごく良いと思いますよ。前向きな感じがします。
A: 今までは相手にエクスキューズを求めてなかったからどうしたら踊りやすいかっていうガイドって
   いうか優しさはシンプルな楽しいエンターテイメント・・・
G: そうエンターテイメント!楽しんでもらうって言う、すごくいい催し物。やる側もそういう気持ちに
   なりますよね。
K: エンターテイメントといえば、今回WILD-Gにはその日本一の人が入るじゃないですか、
   スティーヴ・エトウさんという方が。楽しみですね、何をやってくれるか。
G: いやーそういう姿勢って良いですよね・・・謙虚で。
K: 今回のDANPAに向けての自分なりの楽しみといかこうなったらいいなっていうことは?
G: ずっと演奏してきて今までと見方が違うんで新鮮。そういうの楽しみたいなって思いますね。
K: ひそかに心の中で楽しむって感じですか?
G: まぁ、それもありますよね。広いじゃないですか、フロアも。
K: がんちゃーんって掛け声があればより楽しめますよね。
G: そりゃ嬉しいですけどね。
A: 俺はチッタはストレイキャッツ再結成のとき以来で・・・
K: その時がんちゃん一緒にやってるんですよ。
A: 再結成の場所、しかもCOOLS、内海さんも一緒で、自分の中で散っていたものが
   1つになるっていうか、しかもお客としてではなくWILD-Gのギタリストとして出演ってことで
   なんか違いますよね。
K: 主催としてはきゅっと引き締まりますね、その言葉。
A: そういう思いが強い。すべてがまとまりますよ。
K: では本番、WILD-Gとしてガッツリ楽しみましょう。

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